開催概要


学生と地域との連携によるシャレットワークショップ

−黒石の「こみせ」とまちをつなぐデザインを考える−


シンポジウムポスター


主旨

 青森県黒石市の中心市街地、「こみせ通り」は、雪の多い風土から生まれたヴァナキュラーのデザインとしての「こみせ」を中心にまちづくりを進めています。この「こみせ通り」を中心とした黒石市中町地区は平成17年に重要伝統的建造物群保存地区の指定も受けています。しかし、全国の地方都市で見られる中心市街地の空洞化は、ここ黒石でも非常に深刻であり、観光資源として脚光を浴びる「こみせ」が黒石市の活性化と有機的につながっているとは言いがたい状況にあります。そこで本ワークショップでは、この「こみせ」を中心にした今後の黒石のまちのあるべき姿について、公募によって選ばれた全国の都市計画系の大学院生・学生が5日間、時間と空間を共にしつつ、地域の方々や専門家と討論しながら、実践的なデザイン・計画を行い、地域に提案します。

概要

期  間:平成21年8月19日(水)〜23日(日)、24日午前解散

会  場:■作業場所:多目的ホール「こみせん」 黒石市大字中町5:津軽黒石こみせ駅奥
      ■学生宿泊場所:追子野木公民館 黒石市追子野木一丁目92(作業場所より徒歩約15分)

講  師
      小林正美(明治大学)、野澤康(工学院大学)、鵤心治(山口大学)、北原啓司(弘前大学)、
      姥浦道生(東北大)、野嶋慎二(福井大学)、岡絵理子(関西大学)、小浦久子(大阪大学)、
            高橋潤(明治大学)、高鍋剛(鞄s市環境研究所)
      
      
サポーター
      小林剛士(山口大学)、出町慎(関西大学)、泉山塁威(NPO法人まちづくりデザインサポート)、
      勝川敬子(アジア航測梶j、齋藤千夏(シャレットワークショップOG)、
      高野哲矢(鞄s市環境研究所)、福士美幸(シャレットワークショップOG)
      成田俊世(弘前大学)、佐々木望(弘前大学)、鹿内綾子(弘前大学)、
      太田尚子(弘前大学)、寺下佳那(弘前大学)

現地コーディネート:弘前大学住居学研究室(北原研究室)
主  催:(社)日本建築学会大会実行委員会
共  催:(社)日本建築学会都市計画・デザイン教育小委員会、NPO法人まちづくりデザインサポート
後  援:黒石市、黒石市教育委員会
協  力:黒石商工会議所、黒石こみせ保存会、(社)青森県建築士会南黒支部
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参加人数:34名

日  程:【19日】 
      受付 ⇒ ガイダンス ⇒ まち歩き ⇒ グループ作業 ⇒ 印象発表 ⇒ ウェルカムパーティー
      
      【20日】
      レクチャ2・3 ⇒ 提案グループ編成 ⇒ グループ作業 ⇒ 中間エスキス ⇒グループ作業
      
      【21日】
      グループ作業 ⇒ 中間エスキスチェック ⇒ グループ作業 ⇒ 中間発表会
 
      【22日】
      ワンポイントアドバイス ⇒ グループ作業 ⇒ 中間エスキスチェック ⇒ グループ作業

      【23日】
      グループ作業 ⇒ シンポジウム「黒石の『こみせ』とまちをつなぐデザインを考える」 ⇒ 親睦会

      【24日】
      宿泊施設清掃・撤収・引渡 ⇒ 解散 

      −仙台・(社)日本建築学会大会−
      【26日】
      学会提案発表会

      【26−29日】
      作品展示