『姫路の顔づくり』を考える市民フォーラム

―みんなで、姫路の都心部の将来を考えよう!―

パネルディスカッション


  

パネリスト

                                                 姫路市長 石見利勝

姫路市商店街連合会会長 松岡淳朗                     姫路市商工会議所 山野松夫

NPOスローソサエティ協会理事長 米谷啓和                株式会社姫路駅ビル社長 竹田祐一

帝京平成大学教授 小浪博英                                                    神姫バス株式会社社長 上杉雅彦

姫路駅西地区「まちづくり」協議会副会長 大塚英木           

コーディネーター

           明治大学教授 小林正美




司会:

それでは、パネルディスカッションを始めさせていただきます。

     ((コーディネーター、パネリストの紹介))

小林:

今日のフォーラムは民間主催です。NPOスローソサイエティと姫路市商店街連合会が主催しています。行政主催ではありません。そこでみなさんに共通ルールを守ってもらいたいと思います。

    1.自由な意見による、ディスカッションをお願いします。

    2.まとめることを目標としていないので市民も一緒に楽しめるような内容にしましょう。

全部で2巡しますので、1巡めは全体のまちづくりの話をお願いします。

それでは、松岡さんから今まで地道に勉強会をやられていたということでそのあたりの話も含めてお願いします。


松岡:

姫路市商店街連合会では「平成の築城」と題した駅前広場の案を提案いたします。

私たちはこれまで勉強会を重ねてきました。では、なぜ商店街が勉強会をするのかというと、姫路が変わるということは人の動きが変わる。商店街にとってはえらいことだと思いました。

そして、これからのまちの骨格が決まる。まさに平成の築城です。

そこで、姫路駅周辺整備プラン検討会では、平成18年から勉強会をスタートし、中心市街地活性化、観光推進、大手前通りと交通のあり方を含めた幅広い議論を重ねてきました。


これは、サンクンガーデンですが、憩えるサンクンガーデンです、市案よりも大きいでしょう?

今を逃すと市の案で決定してしまうというので、毎週金曜夜に勉強会を開き課題の抽出や対案の検討を行ってきました。ニュースレターの発行や市民ワークショップもやってきました。

商店街の回遊性、歩きたくなるまちへ、姫路ならではの拠点、商店街へ引き寄せるマグネット効果などを検討しました。

市素案は車優先の空間になっていて、歩行者動線が複雑。広場などの憩いの場がないんですね。


小林:

はい、提案の方は2巡めでお願いします。

それでは、米谷さんからスローソサエティでの今までの活動のプロセスとワークショップなどの成果などをお願いします。


米谷:

これまで市民の声を聞くヒアリング集会や学生を集めたシャレットワークショップを行ってきました。

内々環状の中を車を通さないようにするトランジットモールの考え方を用いて、大手前通りを公園にする
新参道案.ppt」や、駅前広場に丘をつくる「しみんのにわ.ppt」、駅広場を山にして歩行者広場を設ける
えきやま.ppt」、姫路城にいったあと、商店街を回遊するなど動線の検討を行った「ルート∞.ppt」などが提案されました。そして、2回目のシャレットワークショップが行われ、提案した案をもとに「10の提言.ppt」をまとめました。
    1.安全性と利便性を備えた新たな交通ジャンクションの創出
    2.シンボルである姫路城への眺望の確保
    3.歩行空間の連携による回遊性の向上
    4.面的な広がりによる商業活動の振興
    5.多様なイベントが可能な広場空間の創出
    6.市民に親しまれる駅前空間の再構築
    7.既存地下街の再生による重層的な魅力空間の創造
    8.観光客や来街者に対するきめ細やかな配慮
    9.歴史を考慮した姫路らしい街並み景観の構成
    10.場の環境を形成する「緑」の適切な配置
これら10の提言にもとづき、姫路独特のDNAを活かす駅前広場にしていきたいと思います。
  


小林:

ありがとうございました。

続きまして、商工会議所の山野さんに、これからの姫路の活性化も含めてよろしくお願いします。


山野:

商工会議所の提案は太鼓橋という提案をさせていただきます。今回は駅前広場を設計できる一大チャンスです。せっかくのチャンスですから「市民に愛される広場」にしていきたいと思っています。市の素案に対しては、最大の課題は姫路らしさが感じる場所がないと感じました。そこで、首都大学東京の小林克弘先生に依頼し案を作ってもらいました。

北側だけじゃなく、周辺エリアを考え、役割分担が必要。12街区も一緒に考えるべきだと思います。

そして、世界にも引けを取らないような品格ある景観にも重点を置いて考える必要があります。中央広場に姫路らしさを象徴する太鼓橋です。巨大モニュメントの太鼓橋の下から姫路城を覗くことができるというストーリーを構築しました。

また、サンクンガーデンですが、くるわをイメージし、市民が誇りを持てる駅前広場です。まさに、「画竜点睛」という言葉もありますが今回のフォーラムの意見が今後に反映されてほしいと思います。


小林:

はい、120mもの太鼓橋の提案をしてくださいました。ありがとうございました。

続いては、竹田さんに駅ビルとして姫路がどのような街になって欲しいと思いますか?あるいは、駅ビルとしてどのように中心市街地に貢献できるとお考えでしょうか?地下街などのお話も含めてよろしくお願いします。


竹田:

駅ビルはたくさんのテナントさんで成り立っている会社ですので、今日は夢を語るより、現実的な話をします。駅前広場はたくさんの人が交わる、縦と横の軸が交わるのが重要だと思います。小林先生の歴史軸の話もありましたが、縦は、将来駅前広場を考える上でコアゾーンを一緒に考えないといけないと思います。横に商店街を作っても何もならない、縦と横の連携を考えなければならないと思います。

居住人口の確保は重要であると思いますが、観光者を引き込まないといけません。コアゾーンに大きな駐車場もいるでしょうし、回遊性のある施設がほしいとなると、観光スポットを限られたゾーンを決めて造る必要がある。観光スポットは離れてつくるべきではないと思います。まず、そこからやるべきではないでしょうか。そして、観光客と市民が共有できる駅前広場にしていけばいいと思うのです。

新幹線の駅ビルにはショッピングゾーンができました。これらは共存できるようなテナント構成にしなければならないと思います。

  

小林:

はい、ありがとうございます。大変現実的なお話でした。縦と横の軸の連携の必要性のお話をいただきました。続きましては、上杉さんに今後も神姫バスは姫路の公共交通を担っていくわけですが、どのようにお考えか、よろしくお願いします。


上杉:

いろんな話をしようと思いましたが、バスに限定されたのでつらいですが(笑)

バスの話をしますとうちは全部で126路線あります。2600本のダイアで関西屈指のバスターミナルを誇っています。うちの会社の基本理念は1に安全安心、2に利用者に最大サービスということで、エコ定期券というのもあり、今宿までプラス200円でいけます。また、NICOPAという神姫バス独自のICカードを作りまして、ICOKAやPITAPAとの相互利用も開始しました。

のぞみナビでダイヤや運賃をいつでも携帯で検索できますし、一日のアクセス件数は一万件になっています。

関空、リムジンバス、観光バス、ループバスもありますが、情報発信力がないので利用率は少ないです。

私の夢は3つあります。

    1.ソフト、ハードの更なる充実です。便を増やす、コミュニティバス(利用者の声を聞き、やる)

    2.PTCS(バスが渋滞に入ると青に変わる信号機)やキャスティ21エリアを全てワンコインバスを導入して循環させる

    3.トランジットモールの実施です。他都市でも成功しているので、ぜひ実現させたい。内々環状が整備されれば実現できます。

小林:

ありがとうございます。公共交通を担うバス会社としてのご意見と個人の夢を語っていただきました。続きまして、大塚さん、駅西地区の状況はどうでしょうか?よろしくお願いします。


大塚:

駅西地区では西側の活性化をどうさせるか?ということを考えてきました。時代の流れと歴史の流れというのが小林先生もおっしゃっていましたが、東西の分断、どう分断をなくしていくかというのが大きな問題です。大手前通り公園化の提案もありましたが、東西一体化すれば、街全体で回遊性が生まれていくんです。50mもある道路を高齢者がどれくらいで渡るのか?ぜひ考えていただきたいと思います。ぜひ公園道路化をやっていただきたいと思います。

また、縦軸ですが、東にはみゆき通り、西に何があるか?学生アンケートをしてみると、駅西いったことない。駅西がどういうとこか?わからないという声も多いんですね。

「仲の門筋」は城への登城道だったんです。これを活性化させないといけません。そのためには、神姫バスさんやいろんな方と議論していかなければならない。

あとは、城から駅を見た時のランドマークの必要性はあると思います。

まちなか居住はこれからの高齢社会の重要な視点ですね。駅から徒歩5、10分の範囲の活性化を考えるならば、まちなか居住を考えたゾーンを設けてはどうでしょうか?駅西にまちなか居住でもいいと思います。

中心市街地から

公共施設が出て行っちゃうんですね。逆に戻ってこないと活性化はありえないです。

観光のおもてなしの視点、フランス語なり英語なり、、、主要言語の縦看板、観光案内が欲しいですね。そこが一番気になっています。


小林:

ありがとうございました。東西の分断を埋めるにはいい機会、国際基準に合った観光案内を、というお話をいただきました。続きまして、小浪先生ですが、東京大学の都市工学科を卒業され、建設省で駅前広場の計算式、小浪式を作られ駅前広場の我が国の権威であります。小浪先生お願いします。


小浪:

小浪式は山陽新幹線、姫路駅で検討したことがあります。その際に28年式で決めようという話でしたが、電車駅と汽車駅で式が異なっていて、なぜ電車駅ではなく、姫路は汽車駅なのか?というところから、勉強会を開き新しい式ができまして、後に48年式にしようと思ってたのですが、ハーバード大学に留学中に建設省が小浪式と通達してしまいまして、それが定着し、駅前広場計画指針という10年前に出版した本の中でも紹介され、今では小浪式で通ってしまっています。

駅前広場というのは、交通結節点と呼ばれますが、待ち合わせは「○○駅の改札口で」と何かあるのかわからなくてもよく使われます。また、交番や観光案内所などがあったりして、どこかにいきたいと思うときに駅前にいってしまう。仕方なしに、また何となく人は広場に集まる習慣ができていると思います。そこにいけば何かあるという感覚だと思います。あとは、広場のような人が滞留できる場所が必要です。ベンチや樹木がないと、人が憩えるような広場にはなりません。周りには開放的な建築物で、インパクトの強いモニュメントなどを置くと、そこで待ち合わせをするようになります。ぺディストリアンデッキで歩行者の回遊性を促すことや、通過交通の排除、交通機関の案内を充実させることも必要です。駅周辺は区画整理などのまちづくりをやった方がいいことは明確だけど、なかなかできなかったのは、5つ理由があります。駅予定地周辺の土地の値段は何もしなくてもあがるので土地所有者は面倒なことはしたくない。まちづくりをしないのであれば駅は開業させないという行政の強い姿勢が見られない。鉄道駅の開業はずっと昔なので、いつの間にか自然にまちができてしまった。鉄道駅周辺がまちになるとは思わなかった。昭和40年代の運輸省は鉄道会社がまちづくりに進出するのを嫌がっていた。というのがみんなの反省ですね。東急沿線ではつきみ野、つくし野駅なんかがいい広場になっています。大きな木が特徴的だったり、この東急ストア色使いなんかもいいですね。

  

小林:

ありがとうございました。東急線の駅の紹介、具体的な事例などを交えて駅前広場についてお話いただきました。みなさん熱心に話されて、少々会場の時間の延長をお願いしなければならないですね。

1巡目の最後ですが、今までのコメントを踏まえて、石見市長にお話をお願いします。今回は、実現性とかの問題は抜きにして理想論で結構だと思いますが姫路の将来イメージも含めてお願いします。

市長:親父が作った大手前通りによって東西の分断が問題であると、これは私が変えなきゃいけない宿題だと思っています。かつては、幹線道路として機能していて、姫路の復興に大きく貢献したと思いますが、時代が変わりました。最近では、緑と水、景観、都心居住、クオリティオブライフ、などみなさんの価値観も求めるものも変わってきました。私は金沢駅を見てきたんですが、姫路の駅前広場を金沢の近江町市場のようにしたいと、ずっと言っているがうまくいかないですね。

まちづくりを進めるときに、わかりやすいキャッチフレーズが必要だと思いますが、歴史庭園都市というのはどうですかね。

松岡さんの今の駅前広場には憩いがないというのはおっしゃるとおりだと思います。そこで憩いを地下に持ってきて、サンクンガーデンが憩いの広場に、なんて考えました。

そして、姫路らしさですが、ちょうど外堀の位置が駅前広場なんですが、外堀の駅前広場なんて全国にないですよ。サンクンガーデン、オープンカフェ、瀬戸内の気候、こんなのは姫路か岡山しか楽しめない。まずは地下を通っていけばいいのでは?と計画しました。

シャレットの案で、お城に山があるように駅にも山を作ってはどうか。大阪に天保山があるように、日本一低い山にということで太鼓橋も含めてひとつ、メニューが増えました。
あとは私は祭りの幟が好きなんです。これをモニュメントにしたいですね。

山野さんの葛飾北斎のモニュメントと景観を一緒にした太鼓橋の案。大変すばらしいですね。

竹田社長のコアゾーンとイベントゾーンを視野にというのはその通りだと思います。

上杉さんのこんなバスのサービスがあったなんて知らなかったです。姫路の総合交通計画つくるので参考にいたします。ですが今の姫路の乗降客では経営が成り立たないですね。パークアンドバスライドを推進するのがいいと思うのです。これから高齢者も多くなって免許証も少なくなり、歩くまちづくりへしていくのはどうでしょうか。

  

小林:ありがとうございます。今日は市長もリラックスして話していただきました。歴史庭園都市、外堀を意識した駅前広場などのお話をいただきました。それでは、2巡目ですが、駅前広場に絞ってお話をお願いします。生活者の視点に立った駅前広場、城への玄関というシンボル性、ハレとケ、つまり日常と非日常をどのように切り分けてつないでいくかということだと思います。松岡さんは商店街連合会での提案を交えてお話をお願いします。


松岡:

先ほどお話しましたように商店街では長い間、勉強会を続けてきました。その中でもいろんな意見が出ました。回遊性とにぎわいが一番必要だと思います。提案のポイントは車と歩行者が交差しない歩行者動線、環境空間広場、交通機能配置、安全、広場の明快さです。市の案ではほとんどバス、タクシーが占めてしまいます。これをおもてなし広場にします、バスを左に動かしましょう。区画外の12街区もバスにします。タクシープールを左へ。

道路は二車線に、他は公園の大手前通り、みなさんいいでしょう。

サンクンガーデンを市案よりも広くしましょう。みなさん、こーんな広いサンクンガーデンは見たことがないでしょう。これで地下街が今より生きますね、全体が回遊できる地下街になりますね。

中央コンコースを出たら、トレビアーン、ワンダフルな駅前広場。みんなが集まってくる広場です、いいでしょう。

                 

  

  

小林:

はい、ありがとうございます。近年では最高のプレゼンテーションでした、薬局をやめて都市計画コンサルタントへ転職された方がいいのではというくらい、素晴らしいプレゼンテーションでした。それでは時間の関係もありますが、みなさんからコメントいただきたいと思います。米谷さんからお願いします。


米谷:

交通弱者がすぐに乗換えができること、雨に濡れずに乗換えができることが重要だと思います。そしてこういった市民やいろんな団体をまとめるには、専門家の存在が重要だと思います。


小林:ありがとうございます。山野さんお願いします。


山野:

太鼓橋のようにインパクトあるものは必要ですね。広場にミュージシャンや芸人がいたり、お城に向かい、太鼓橋に向かって手をたたけば幸せがやってくるなどのストーリーを描くのは重要だと思います。

小林:はい、ありがとうございます。竹田さんお願いします。


竹田:

地下街、高架下、駅ビルのバッティングしないテナント構成を考えないといけないと思います。ちぐはぐにならないようにしたいと思っています。なるべく広く、入りやすいサンクンガーデンがいいと思います。南北の駅前広場が分断しないように、相乗効果を狙えるようになったらいいと思います。また、ゾーニングを明確にした構成にしたり、案内板などわかりやすいサインや表示にしなければいけないですね。


小林:ありがとうございます。上杉さん、お願いします。


上杉:

姫路というのは駅前が交通結節点であるという優位性があるのだと思います。JRや私鉄、バス、タクシーが一式あるのは他にはない、神戸、三宮、大阪は離れているが姫路はそこに比べて優位性があると思います。この優位性の認識をみなさんにお願いしたい。交通結節点と景観のバランスを考える必要はありますが、交通結節点がなくなる駅前広場はないんです。
あとは、緑は重要なので、ぜひ考えてもらいたいと思います。

そして、乗り換え時のユニバーサルデザインの配慮やエスカレータ、エレベータの設置はぜひやっていただきたい。

ちょっとバスバースが大手前通りにはみ出しているのがありますが、交通量のキャパシティを確保するのは必要だと思います。


小林:大変論理的なお話ありがとうございます。大塚さんお願いします。


大塚:

駅前広場から駅西への歩行者動線の確保をお願いしたい。サンクンガーデンは単なる地下通路ではなく、川が流れたり、犯罪の起こらない、明るい動線の確保が重要だと思います。

1Fは車と人が交差するので、2Fはペディストリアンデッキ、安全性のある動線確保のできるものにしてほしいです。サンクンガーデンですが、東京の恵比寿ガーデンプレイスは素晴らしい。恵比寿ガーデンプレイスのように、開放的なすばらしいサンクンガーデンにしていただきたい。


小林:

ありがとうございます。安全な動線をいろんなところで確保ということですね。それでは石見市長お願いします。


市長:

今回の計画でバス、タクシーの運転手の健康管理が心配です。地下に運転手が休息できる場所を設けたいと思っています。

また、南北の役割分担についてはその通りだと思う。北は公共交通、南は自家用車という役割がいいと思っています。サンクンガーデンを広くすることは大賛成です。

今回の計画で城や商業を楽しむのは誰か?と考えたときに、一番はやはり市民、二番が観光客だと思います。そして大手前通りの公園化の実現には時間がかかります。それは、環状線の役割を認識し、整備を急いでやる必要があります。松岡さんのように私も絵を描いて楽しんでいます。


小林:

ありがとうございます。それでは最後になりますが、小浪先生にご専門の駅前広場のデザインの観点から総括をお願いします。


小浪:

今回の駅前広場は400年前に姫路城を作ったときと同じくらいの大事業だと思います。ぜひ早く環状線の整備をして大手前道路の歩行者専用化にしてもらいたいですね。

西地区については区画整理との何か合併施行など、面的整備が必要だと思っていますが都心居住の可能性は高いと思います。

そして駅前広場を計画するときには、景観と利便性のバランスは十分に考えてもらいたい。

手元にシャレット案というものがあるが、これを少し手直しすればすごくいい案になるのではないかと思います。


小林:

今日は2時から始めてまるまる3時間かかってしまいましたが、皆さんがそれぞれの立場から活発な意見を主張できたことはよかったですね。

松岡大プレゼンテーターのすばらしい発表もあり、ありがとうございます。

これは、全てがすぐにはできるものではありません、これからのタイムスケジュールが非常に重要です。

今日の議論を参考に推進会議でも話し合って頂き、市民に開いた形で調整を進めていただきたいと思います。

最後に入り口にある模型ですが、兵庫県立大学の学生が3日徹夜で作業してくれました。

今日はありがとうございました。

文責:NPO法人まちづくりデザインサポート・泉山塁威