2016年度日本建築学会大会(九州)関連行事
学生と地域との連携によるシャレットワークショップ
ー杵築のまちづくりデザインを考えるー
杵築市は、大分県東部の大分市と別府湾を挟んだ国東半島の南端部に位置し、人口3万人の地方小都市である。江戸時代は杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄え、廃藩置県まで国東半島の政治・経済の中心地であった。
杵築城を中心とした旧城下町は、南北2つの高台に土塀の連なる武家屋敷を配置し、双方の高台から谷間へ続く坂道や、谷間にある商町家が並ぶ通りは、今も当時の面影を残し、またその特徴的な景観や都市構造は、「坂道の城下町」や「サンドイッチ型城下町」と称されている。
これからの杵築市では、城下町や武家屋敷、商町家などの歴史的景観資源をマネジメントしつつも、人口減少・高齢化社会の課題に対応し、地域の魅力を高め人々の居場所となるような商いのあるストリート、豊かな暮らしを送る住環境のあり方等に呼応するような空間像や将来ビジョンが求められている。
そこで、本シャレットワークショップでは、4泊5日の短期集中期間の中で、全国から選ばれた都市・建築系大学院生・学生が時間と空間を共にしつつ、地域の方々や専門家と討論しながら、実践的な計画・デザインを行い、地域に提案するものである。杵築市の歴史的文脈と現状の課題を把握し、これからの都市ビジョンや空間デザインを提示する。
■開催概要
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◯ワークショップ: |
期間:8月17日(水)~8月21日(日)、22日(月)午前解散
会場:大分県杵築市内 |
◯大会作品展示: |
日時:8月24日(水)~26日(金)
会場:福岡大学2号館1階ロビー |
◯大会・講評会: |
日時:8月25日(木)15:00~17:00
会場:福岡大学 2号館222室 |
◯講 師:
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小林正美(明治大学教授)、鵤心治(山口大学教授)、岡絵理子(関西大学教授)、北原啓司(弘前大学教授)、小浦久子(神戸芸術工科大学教授)、野澤康(工学院大学教授)、野嶋慎二(福井大学教授)、姫野由香(大分大学助教)他(予定) |
◯会費:
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20,000円(参加費10,000円+宿泊費10,000円) |
◯募集人数:
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学生30人程度(大学院生、学部生を問わず) |
■申込方法:
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下記に必要事項を記入し、申込手続きを行ってください。
参加申込者には、「プロフィールシート」のフォーマットを下記よりダウンロードを行い、下記期限までに送付ください。
応募者多数の場合は、プロフィールシートによる選抜の可能性があります。 |
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申込フォーム:https://goo.gl/0EQH81