2016年度日本建築学会大会(九州)関連行事
学生と地域との連携によるシャレットワークショップ
ー杵築のまちづくりデザインを考えるー
◯大会作品展示: 日時:8月24日(水)~26日(金)
会場:福岡大学2号館1階ロビー
◯大会・講評会: 日時:8月25日(木)15:00~17:00
会場:福岡大学 2号館222室
杵築市は、大分県東部の大分市と別府湾を挟んだ国東半島の南端部に位置し、人口3万人の地方小都市である。江戸時代は杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄え、廃藩置県まで国東半島の政治・経済の中心地であった。
杵築城を中心とした旧城下町は、南北2つの高台に土塀の連なる武家屋敷を配置し、双方の高台から谷間へ続く坂道や、谷間にある商町家が並ぶ通りは、今も当時の面影を残し、またその特徴的な景観や都市構造は、「坂道の城下町」や「サンドイッチ型城下町」と称されている。
これからの杵築市では、城下町や武家屋敷、商町家などの歴史的景観資源をマネジメントしつつも、人口減少・高齢化社会の課題に対応し、地域の魅力を高め人々の居場所となるような商いのあるストリート、豊かな暮らしを送る住環境のあり方等に呼応するような空間像や将来ビジョンが求められている。
そこで、本シャレットワークショップでは、4泊5日の短期集中期間の中で、全国から選ばれた都市・建築系大学院生・学生が時間と空間を共にしつつ、地域の方々や専門家と討論しながら、実践的な計画・デザインを行い、地域に提案するものである。杵築市の歴史的文脈と現状の課題を把握し、これからの都市ビジョンや空間デザインを提示する。
■開催概要
◯ワークショップ: 期間:8月17日(水)~8月21日(日)、22日(月)午前解散
会場:大分県杵築市内
◯大会作品展示: 日時:8月24日(水)~26日(金)
会場:福岡大学2号館1階ロビー
◯大会・講評会: 日時:8月25日(木)15:00~17:00
会場:福岡大学 2号館222室
◯講 師:
小林正美(明治大学教授)、北原啓司(弘前大学教授)、野澤康(工学院大学教授)、岡絵理子(関西大学教授)、小浦久子(神戸芸術工科大学教授)、
野嶋慎二(福井大学教授)、姫野由香(大分大学助教)、小林剛士(山口大学助教)、
高橋潤(明治大学)、泉山塁威(明治大学助教)、黒瀬武史(九州大学准教授)、
宋俊煥(山口大学助教)、三浦詩乃(横浜国立大学助教)
◯参加者及びチーム編成
1-A.全体をつなぐ「おもてなし杵築 -つむぐ城下町-」 |
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市原 宏美 | 工学院大学大学院 M1 |
内田 裕介 | 大阪大学大学院 M1 |
木曽 俊樹 | 明治大学大学院 M1 |
榊原 亮 | 弘前大学 B4 |
八木 恒憲 | 広島大学 B4 ※ |
1-B.全体をつなぐ「奥の鍵道 -杵築ファン増加大作戦-」 |
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太田 彩香 | 弘前大学大学院 M1 |
大野由有紀 | 北海道大学大学院 M1 |
川嶋 祥之 | 東北大学大学院 M1 |
西村 和 | 大阪芸術大学 B1 |
南澤 隆広 | 明治大学大学院 M1 |
2: 武家屋敷(南台)「高台でつながるゆとり作法」 |
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江口 春花 | 明治大学大学院 M1 |
小松崎陵太 | 横浜国立大学大学院 M1 |
島田 泰仁 | 工学院大学大学院 M1 |
舟橋奈々子 | 大阪大学大学院 M1 |
三栗野鈴奈 | 千葉大学 B3 |
3: 水辺(八坂川)「KIT-SUKI WATER PROJECT」 |
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牛木 伸行 | 横浜国立大学大学院 M1 |
甲田 晃 | 東北大学大学院 M1 |
田中 翔太 | 札幌市立大学 B3 ※ |
成清 大地 | 大分大学大学院 M1 ※ |
吉岡 宏晃 | 神戸芸術工科大学 B4 |
4: 「 谷の町」空地「城下に響く -杵築市における"誇りの場"の再編-」 |
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青田 興明 | 有明工業高等専門学校 B3 |
熊崎 悠紀 | 関西大学大学院 M2 ※ |
乃美安紀穂 | 京都府立大学大学院 M1 ※ |
森定 稜太 | 山口大学大学院 M1 |
山名 雄介 | 大阪芸術大学 B1 ※ |
5: 「 谷の町」ストリート「きつき学-杵築をつなぐ、きづき合い-」 |
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饗庭 恵 | 山口大学大学院 M1 |
木下香奈子 | 弘前大学大学院 M1 |
高橋 歩 | 金沢工業大学大学院 M1 |
山田 葵 | 広島大学 B4 ※ |
横尾 拓実 | 横浜国立大学大学院 M1 |
※は、学会講評会は不参加