2017年度日本建築学会大会(中国)関連行事
学生と地域との連携によるシャレットワークショップ
ー松江のまちづくりデザインを考えるー
島根県松江市の中心市街地は、日本海に接する宍道湖と中海に挟まれ、その間を東西に流れる大橋川によって新旧市街地が南北に明確に分かれている。北部の旧城下町は、現存天守である国宝・松江城を中心に、城を囲む堀川、江戸期の風情が残る武家屋敷の通り「塩見縄手」地区など歴史資源を有している。
また、出雲大社へのアクセスも良く、宍道湖一帯が観光都市としても発展している。一方で、南部の商業地はJR松江駅を中心として発展してきたが、中心商店街においては、全国の地方都市同様に、かつての賑わいが失われ、衰退が著しい。
松江市では、松江城や武家屋敷、堀川などの歴史的資源をマネジメントしながらも、縮退時代の課題への対応が求められている。地域の魅力、活力を高め、地域に根付くライフスタイルに呼応するような空間像や将来ビジョンの提案が期待される。
今年で13回目を迎える、本シャレットワークショップでは、4泊5日の短期期間の中で、全国から選ばれた都市・建築系大学院生・学生が時間と空間を共にしつつ、地域の方々や専門家と討論しながら、実践的な計画・デザインを行い、地域に提案するものである。松江市の歴史的文脈と現状の課題を把握し、これからの都市ビジョンや空間デザインを提示する。
■開催概要
◯大会作品展示: |
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期間: | 8月31日(木)~9月3日(日) |
会場: | 広島工業大学(鶴記念体育館) |
◯大会・講評会: |
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期間: | 8月31日(木)15:00~17:30 |
会場: | 広島工業大学(Nexus21 5階 503室) |
◯ワークショップ: |
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期間: | 8月25日(金)~8月29日(火)、30日(水)午前解散、 |
会場: | 島根県松江市内 |
◯講 師: | 小林正美(明治大学教授)、鵤心治(山口大学教授)、岡絵理子(関西大学教授)、北原啓司(弘前大学教授)、小浦久子(神戸芸術工科大学教授)、志村秀明(芝浦工業大学教授)、塚本俊明(広島大学教授)、中野茂夫(島根大学教授)、野澤康(工学院大学教授)、野嶋慎二(福井大学教授)、野原卓(横浜国立大学准教授)、高鍋剛(都市環境研究所)、高橋潤(明治大学)、泉山塁威(東京大学助教)、黒瀬武史(九州大学准教授)、小林剛士(山口大学助教)、宋俊煥(山口大学助教)、三浦詩乃(横浜国立大学助教)他(予定) |
◯会 費: | 20,000円(参加費10,000円+宿泊費10,000円) |
◯募集人数: | 学生30人程度(大学院生、学部生を問わず) |
■申込方法: | 下記の申込フォームに必要事項を記入し、申込手続きを行ってください。
参加申込者には、「プロフィールシート」のフォーマットを下記ホームページよりダウンロードし、下記期限までに送付ください。 原則、1大学3名までの参加とさせていただきます。 応募者多数の場合は、プロフィールシートによる選抜の可能性があります。 ○プロフィールシート・フォーマット |
■申込締切: | 7月25日(火) →申込は締め切りました! |
■プロフィールシート締切: | 7月31日(月) |
■問合せ先: | info●urbandesignsupport.com(運営事務局 泉山宛) ●を@に変えてください。 |
昨年の様子はこちら
http://sotonoba.place/charettews_kitsuki